世界にふれる手 The Hands Touching the World
手で世界にふれながら旅をし、多様な文化や芸術と出会ってきた、視覚に障がいを持つアルド・グラッシーニとダニエラ・ボッテゴーニ夫妻。彼らの働きかけにより、1993年にイタリア・マルケ州アンコーナ県に、彫刻に手でふれて鑑賞できるオメロ触覚美術館が開館。夫妻の生き方に心動かされ、ドキュメンタリー映画「手でふれてみる世界」を制作したヴァンジ彫刻庭園美術館の岡野晃子さんより依頼を受け、映画のインスピレーションを得た、手をテーマとした絵本を駒形あいが制作しました。手で感じ、手から生み出される豊かな世界を、お楽しみください。
作 駒形あい
英訳 岡野晃子・Gina Torry
発行 ONE STROKE
10.5×14.8cm 16pages
460円+税